学習障害は、学習における技能に困難さがみられる発達障害の一つです。
読むことやその内容を理解することの困難さ、書くことの困難さ、数の理解や計算をすることの困難さなど大きく3つの分類があります。これらの困難が、知的障害(知的発達症)によるものでないこと、経済的・環境的な要因によるものでないこと、神経疾患や視覚・聴覚の障害によるものではないこと、学習における面のみでの困難であること、という場合に限り診断されます。今のところ、学習障害(LD・SLD)の原因は明確になっていませんが、先天性(生まれつき)の脳の機能障害によるものと考えられています。
学校教育が始まる就学期になって診断されることがほとんどですが、就学前の段階で言語の遅れや数えることの困難、書くことに必要である微細運動の困難などがあることでその兆候に気づかれることもあります。
学習障害(LD・SLD)の診断は世界共通で使用されている診断基準、DSM−5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)をもとにおこなわれます。DSM-5には「読字障害」「書字表出障害」「算数障害」の症状がひとつ以上、6ヶ月以上続いている場合に限局性学習症 ( 限局性学習障害)の可能性があると記載されています。
また、診断の際には「読み書きや計算がどのように苦手なのか」だけでなく「ほかの疾患がないか」や「ほかの発達障害と併発していないか」なども調べます。そのほか、生まれてから過ごしてきた環境や、過去にかかった病気について聞かれることもあります。
学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しい障害です。特定の分野でできないことを除けば発達の遅れは見られないため、「がんばればできる」「努力が足りない」「勉強不足」と見過ごされることが多いです。支援の必要性が認知されにくく、結果的に子どもの自信の低下につながりやすいので、注意が必要です。
学習障害のお子さまへの関わりは、まずはこのような困難を抱えているお子さまがいることを知り、理解することが何より大切です。そして、特定の分野での困難を伴うため、その不得意な部分を見つけ、お子さまに合った方法を探り、ゆっくりとサポートする必要があります。その際に、どのような課題ができて、どのような課題ができないか、すなわち、読むことはできるけれど書くことが苦手、読み書きはできるけれど計算ができない、というように、できないことだけではなく、「何ができるか」というところにも注目して情報収集することが大切です。
学習上の支援としては、そもそも苦手なことに取り組んでいるわけですので、「たくさん」「何度も」「繰り返し」を避けるように心がけ、「集中力の持続する少しの量を」「1~2回」「丁寧に」取り組み、お子さんが「できた!」と達成感や満足感を味わうことができることが優先されます。勉強に対する苦手意識が低くなれば、次第に勉強に取り組む時間や回数も増え、結果的に学習効果が高まることをねらいとする考え方です。このような観点を基本としながら、お子さんの特徴にあわせて支援を展開していくことが必要です。
モチベーションを失わないよう達成感を与え、自信がつくようサポートする
できないことに対して叱らず他の子どもと比較しない。
パソコンなど他の学習方法も検討し周囲からの支援を受けられるようにする。
人間、意欲がなくなると何事も前に進むことができません。学習障害で大事なことは 「意欲を落とさないように環境を整えること」や「自分のスタイルにあった支援方法」を見つけること。
できない自分に向き合うのは子どもや大人関係なく辛いもの。
自分で奮い立つことが難しい時。ぜひコネクトメンタル相談室にご相談下さい。
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