アルツハイマー型認知症

1.アルツハイマー型認知症とは

認知症の原因として最も多く(約60%)、日本では200万人ほどの方がアルツハイマー型認知症と言われています。

初老期に発症し、比較的進行の速いアルツハイマー病(Alzheimer’s disease:AD)と65歳以降に発症するアルツハイマー型老年認知症(Senile dementia of Alzheimer type:SDAT)に分けられます。

原因は明らかになっていませんが、アミロイドβが蓄積することで異常なタウタンパク質が産生され、それによって神経細胞が障害され引き起こされる、という説があります。

2.症状

昔のことはよく覚えてるけど、最近のことは覚えることができなくなる。食事の内容だけでなく、食べたこと自体も忘れるといった「記憶障害」

日付がわからなくなり、進行すると場所もわからなくなってしまい外出先から自宅に帰ってこれない、自宅内でも迷ってしまう「見当識障害」

人や物の名前が出てこなくなり、「あれ」ということが増えたり同じ話を何度も繰り返したりする「言語障害」

車庫入れができない、上着を着れない、自分自身と対象との位置関係がわからなくなってしまう「視空間認知障害」

目的に向かって計画を立てて、成し遂げることが難しくなる。段取りが悪い、作業が遅いなど「遂行機能障害」などが挙げられます。

3.治療法

現在の医療は根本的な完治はできません。ですが、症状を和らげる「対症療法薬」や、原因物質(アミロイドβ)を取り除く「根本治療薬」などの薬物療法と、脳を活性化させる非薬物療法を組み合わせて行われます。

薬物療法で症状を抑えるメリットがある一方、副作用により転倒や骨折、嚥下障害などにより生活能力が低下する可能性があります。

そのため非薬物療法を主体にケアしていく動きがあります。例えば、ウォーキングや対応など有酸素運動を行い身体機能の維持だけでなく、認知機能の低下を緩める効果も期待できます。

回想法という昔の写真や音楽、映画、馴染みのある品物を使い楽しかった記憶を語り脳を活性化する方法もあります。

計算問題やぬりえ、パズルなど本人が楽しめる物を使い脳に刺激を与える認知訓練も挙げられます。

4.当相談室では

少子高齢化により人口の約30%が高齢者になっている今日。家族でケアするのにも限界に達し抱え込む家族が後を絶ちません。家族のケアをしていくなかでうつ病になる人もいます。

そうなる前に当相談室では認知症で悩んでいるご家族の悩み椰声を丁寧に聴かせて頂いてます。一人で悩まず相談してみてください。暖かく対応させていただきます。

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